そんなアピールにはもってこいの舞台で金村は躍動する。初回からキレの良い140キロ台前半から後半のストレートにスライダーやカットボールなどの変化球を織り交ぜて丹念にコースを突いていく。7回に内野安打2本から招いたピンチでセンター前タイムリーを打たれたが、9回1失点にまとめて試合は1対1で延長戦に持ち込まれた。
延長戦は継続打順で無死一、二塁から始まるタイブレーク方式。先頭打者のバントをしっかり処理してアウトを1つ取るが、続く打者にライト前にタイムリーを運ばれ1対2で敗れた。
10回を投げ切り7安打を許したが、うち内野安打が4本と完璧にとらえられた打球はわずかだった。それでも金村は試合後に「ピンチでコースに投げきれませんでした。初戦で終わるために、ここに来たわけではありません」と悔しさを滲ませた。
投球内容や佇まいには、スカウトからも高い評価の声が聞こえた。
「どの球種でもストライクが取れる先発型。いろんな配球パターンが組める投手ですね」(ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト部長)
「ゲームを支配する能力が高いですね。冷静でやるべきことをしっかりやっているという印象でした」(日本ハム大渕隆GM補佐兼スカウト部長)
上記2名だけでなく複数のスカウトを取材したが「ドラフト上位候補ではないか」との声が上がった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31c3a12b93f101baa9d2c2746cd1f991458a6c32
全国で評価上げた
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ