会見に臨んだ新庄監督はユニホーム姿から一転、黒縁のめがねを掛け、スーツにネクタイでキメていた。それもそのはず、親会社のコーポレートアンバサダーとCEOに就任。「COE? 宣伝部長でいいでしょ。横文字は苦手なので」と小ボケをかましつつ「ファイターズと日本ハムは、世界一を目指して3年計画でやっていけたらと思います」とビッグボス節をさく裂させた。
同グループは食肉事業で国内1位を誇るが、世界では8位。栗山前監督が率いた球団は昨季、3年連続5位に終わり、頂点は遠い。親会社、球団とも上を目指す戦いに臨む中、日本ハム代表取締役社長で球団オーナーの畑佳秀氏は「ニッポンハムグループも監督同様、もっと自由な発想で挑戦し続けるために(アンバサダーに)就任していただく」と抜てきの理由を説明。期待の大きさを感じるあまり「オーナーの前で頭を7回くらい下げました」と明かしたビッグボスが“3年で世界一計画”をぶち上げたのだった。
昨年11月の就任会見で「優勝なんかは一切目指しません!」と発言したが、春季キャンプには室伏広治スポーツ庁長官ら大物臨時コーチを招くなど、チーム力強化にまい進。積極的に新人、若手を起用しているオープン戦では6試合で4勝1敗1分けと好調で、DeNAと並び首位を走っている。就任時には「1年契約。クビになるかもしれない」と口にしていたが、24年までの3年あれば若手も成長し、パ・リーグ制覇、日本一どころかメジャー球団を超えるようなチームを作れるという自信を得たのかもしれない。
「エンターテインメントを作り上げていくのは得意。自信はあります。世界1位を目指して。協力し合って勝ち取りたいと思います」とグループ要職の立場としても、強気の発言を繰り返した。ビッグボスが「ニッポンハム」を世界トップに引き上げる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b390035150fac3ccf02c01536e41f9151e1c237b
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ