https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad69b59dd6a555cb30ca3248b1074c7a4ee2b62
「投げられている姿を見るのは嬉しいですよ。苦労している斎藤ですから……ただ、戦力としてはまた違う話ですよね」と語るのは、日ハムOB、元エースの岩本勉さんだ。
「針の穴を通すようなコントロールや、よほどキレのいい変化球と緩急がつけられれば別ですけど、特に何が変わっているということもないですし。ただ、元気で野球をやれている斎藤が微笑ましいなとは思いましたね」
最速は132キロ。130キロに届かない直球も多く、カットボール、フォークもスピードとキレに欠ける。9球で三者凡退には抑えたが、全盛期の投球とは程遠いと言わざるを得ない。
「バッターから見たら、球威の衰えは一目瞭然ですね。打ち損じてはいましたが、嫌がるような反応はゼロでしたから。この状態では、一軍の戦力には程遠いですね。病み上がりの第一戦ですから、それはそうですよね……」
中略
現役にこだわり、怪我と戦う斎藤だが、見通しは暗い。しかし、岩本さんは「もがききってほしい」とエールを送る。
「彼がこれまでにプロ野球界で得たものは、一軍で投げるための工夫と、長きにわたったリハビリの時間です。それは財産ですから、プロ野球界で活かすならコンディショニングコーチなどの道もあるんじゃないかと、僕のYou Tubeチャンネルで話したんですよね。それを、斎藤本人に見てもらったんです。『僕の率直な意見だ』と。そうしたら『そういう意見が出て当然ですし、それよりも(自分を)取り上げてくれてありがとうございます。でも、ボールが投げられる間は一軍での戦力を目指してやります』と言ってました。でも、現状は一軍の戦力ではありません」
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ