【野球】木で打ったほうが飛ぶんじゃないか…甲子園の新基準「低反発バット」が野球離れをさらに悪化させる理由

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1: 名無しさん 2024/01/05(金) 14:15:22.80 ID:bn6FjIFG9

3月の選抜高校野球大会から、打球の飛距離が抑えられる「低反発バット」が導入される。スポーツライターの内田勝治さんは「高価な低反発バットが基準になれば、ますます野球は金銭的負担の重いスポーツになる。若者の野球離れに拍車がかかるのではないか」という――。

■ボールとバットだけで野球ができる時代ではない

 昭和の時代。野球は庶民的なスポーツだった。長嶋茂雄に憧れた野球少年が数人集まれば、公園や学校、稲刈りを終えた田んぼなどが即興のスタジアムになる。

 「おーい磯野、野球やろうぜ!」。国民的アニメ『サザエさん』に登場する中島くんは、グラブの間にバットを通した姿でカツオの前に現れ、公園へと誘う。2人いれば十分。キャッチボールもできるし、投手と打者で対決だってできる。そんな子どもたちの姿が、あらゆる場所で見られた。

 令和の時代。野球はとかく何かとお金のかかるスポーツになった。以前なら3~4万円で買えた硬式用グラブは5万円をゆうに超え、オーダーともなれば6~8万円はかかる。少年野球は素手でバットを振るのが当たり前だったが、今では手袋を使用。強烈な太陽光線から目を保護する目的で、サングラスを着用する選手もちらほら目につく。

打撃のインパクト時にかかる手首への衝撃を抑制するリストガードや、死球や自打球から身を守るエルボーガード、レガースなど、使用する用具も増えた。物価高の影響もあり、帽子や上下ユニホーム、アンダーシャツ、ソックス、ストッキングなど、消耗品も軒並み値上がりしている。

つづく

1/4(木) 13:17配信 プレジデントオンライン 全文

3: 名無しさん 2024/01/05(金) 14:16:24.69 ID:bn6FjIFG9
■「木で打ったほうが飛ぶんじゃないか」

 低反発バットは、高校野球に先駆けて、8月に行われた中学硬式野球の「ジャイアンツカップ」で試験的に導入された。その結果、総得点は昨年大会の320から165とほぼ半減。柵越えの本塁打は8から1に激減し、中には「木で打ったほうが飛ぶんじゃないか」と証言する指導者もいたほどだ。高校野球界では、低反発バットの導入を機に木製への変更を検討しているチームもあると聞く。

 高校野球は1915年の発足当初から木製バットを使用していたが、木材の高騰を受け、1974年から金属バットの使用が許可された。その後、甲高い金属音を鳴り響かせ「やまびこ打線」と称された池田高(徳島)の活躍などもあり、木製バットを使うチームは皆無となった。しかし、高額な新基準バットの導入で、木製バットが再びクローズアップされることになった。

 確かにプロでも主流のホワイトアッシュやメイプルといった材質であれば1~2万円ほどで購入できる。ただ、木製バットは金属に比べ耐久性に劣り、折れるたびに交換が必要になるので、長期的に見ればコストパフォーマンスは低くなる。新基準バット導入まであと3カ月余り。どちらにせよ、少なくはない金銭的負担をしいられることになる。

■少年野球の費用はサッカー、ミニバスの倍以上

 野球は始めるハードルが高いスポーツになってきた。これまで野球人口を下支えしてきた学童野球の選手登録者数は、2012年の27万8280人から、2022年には17万309人と、わずか10年で10万人以上減少した(日本野球協議会 普及・振興委員会の調査)。

 もちろん、少子化の影響もあるが、高額な用具代も、野球離れの一因となっていることは否定できない。概算ではあるが、野球、サッカー、ミニバスケットでかかる初期費用と、使用する用具の金額をまとめた。

———-
【野球:6万3000円~】
帽子:3000円
ユニホーム上下:1万円
アンダーシャツ:3000円
ベルト:1000円
ソックス(3足セット):1000円(3足セット)
ストッキング:1000円
グラブ:1万5000円
スパイク:6000円
アップシューズ:5000円
バット:1万円
手袋:3000円
バッグ:5000円

【サッカー:3万円~】
ボール(4号球):6000円
スパイク:6000円
フットサルシューズ:5000円
ソックス(3足セット):1000円
シンガード(すね当て):2000円
シャツ:2500円
パンツ:2500円
バッグ:5000円

12: 名無しさん 2024/01/05(金) 14:22:28.97 ID:wzV0Dax+0
6万3000千円?!
無理無理(ヾノ・∀・`)


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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

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