侍ジャパン、WBC1次Rで対戦する豪州に12安打8点快勝　村上3戦4発　今永10奪三振＆戸郷7奪三振

　野球日本代表「侍ジャパン」は9日、栗山英樹監督（61）を迎えて初の国際試合となるオーストラリア代表戦（札幌D）で先発野手全員となる12安打を放って8点快勝。東京ドームで日本ハム、巨人を下したのに続いて強化試合3連勝を飾った。

　初回に失策絡みで1点先制を許したが、2回に村上（ヤクルト）、牧（DeNA）の連打などで築いた1死二、三塁から岡本和（巨人）の中前2点適時打であっさり逆転に成功。5回に主砲・村上の3戦連発となる4号2ランで加点すると、6回には打者9人で四球を挟んで6連打の集中打を浴びせて一挙4点を加えて快勝した。

　投げては先発左腕・今永（DeNA）が4回で10三振を奪う3安打1失点（自責1）と好投し、2番手右腕・戸郷（巨人）も4回で7奪三振の1安打無失点と好投。最後は森浦（広島）が締めくくった。

　6年ぶりに行われる来年3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）を控える侍ジャパンは東京ドームで行われた強化試合第1戦（5日）は日本ハムに5―4で競り勝ち、第2戦（6日）は巨人に8―4で逆転勝ちを収めていた。オーストラリアとはWBC1次ラウンドで対戦する。
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