今季は先発として初めて投球回数100をクリアし、自己最多タイの4勝。防御率は初の2点台となる2・74。「良かったんじゃないかなと。ストライク先行できるようになったっていうところは一番手応えを感じています」と振り返った。
来季に向けて「全体的な球速アップだったり、球の威力だったりというのをもう少し上げる必要があるのと、毎年春先にちょっと不安定なので、どうやっていくかっていうのが課題かなと思います」と2つのテーマを口にした。
球速については「150キロはコンスタントに超えていきたい」と具体的な目標を掲げる。そのために「(やるべきことが)ありすぎて頭がパンクしそうです」と苦笑い。その1つとして「股関節の使い方は苦手な部分であって、そこがよくなったらその先が見えてくると考えます」と明かした。
難題は春先の不安定感。これまでを「毎年、春先がダメで、交流戦が始まるぐらいからやっとエンジンかかってきて、そこらへんで僕が開幕してくる」と言う。毎年のように講じた“春先対策”。「今までいろんなことをやってきて、結局いろんなパターンのダメなスタートダッシュを切ってきた」と自虐的に話す。「何とかしなきゃいけないんで。ちょっとそこは考えていきたい」とオフの間の宿題とした。
今季は先発陣では加藤貴、上沢、伊藤の3本柱に次ぐ存在だった。「今年は3人が頑張って先発を回した。どう考えても足りてなかった。その3人に大きく離れて僕がいる状態。もっと近づけていかないといけないし、競えるぐらいにならないといけない」。加藤貴、上沢の去就は不透明ということもあり「いないものとして、やっていく必要がある」と危機感を募らせる。
直球の平均球速150キロ。そして春先の出遅れ癖克服。オフの2つの課題をクリアして、来季は1年間先発ローテに定着、“3本柱”に並ぶ頼れる存在になる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0d9873d411f6b01305eefb25488f8ecfb5f29ce
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ