二遊間を中心に内野全ポジションを守れるユーティリティー性を武器としたスーパーサブで、すでに球団にはユニホームを脱ぐ意向を申し入れている。26日にエスコンフィールド北海道で会見を開き、本拠地で行われる翌27日のロッテ戦で引退試合となる。
縁の下の力持ちとして、チームを支えてきたベテランが、またもユニホームを脱ぐ。この日、35歳で野手最年長となる木村の引退が発表されたばかりだが、32歳の谷内も大きな決断を下した。この日、球団側へ今季限りでユニホームを脱ぐ覚悟を伝えたという。
二遊間を中心に、内野ならば全ポジションをこなせる万能性を買われ、守備固めとして地位を築いた。栗山英樹前監督が「内野を全部、完璧にできる選手は初めて見た」と称賛したように、新天地では22年途中まで守備率10割をキープし、21年にはキャリアハイとなる106試合に出場。昨季も78試合出場ながら、自己最多167打席に立ち、打率・268、1本塁打と結果も残した。
移籍5年目を迎えた今季も、開幕1軍を果たした。4月中はスタメンも多く、4月19日のロッテ戦では3安打。5月11日にはクリーンアップの3番も任されたが、徐々に失速し、ここまで43試合に出場し、打率・189、4打点、0本塁打。7月5日に出場選手登録を抹消されると、2軍生活が続いていた。
今月に入って球団幹部と今後の去就について話し合いを行った。世代交代を推し進めるチーム方針も理解し、熟考を重ねてきた。26日に本拠地で会見を開き、翌27日のロッテ戦で引退試合&セレモニーを行う予定。一流のスーパーサブとして戦い続けた谷内は「幸せな野球人生だった」と親しい関係者に明かしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e053242f381f032caba793f4f4ca355a5567ae0
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ