こだわってきた守備で、中田は新たな勲章を手にした。日本ハムでは4度、一塁手部門で受賞しているが、巨人移籍後は初のゴールデン・グラブ賞の受賞。史上9人目、一塁手部門では史上初の両リーグ受賞を達成し「個人的に今まで守備の重要性を意識してきたので、評価していただき、そして受賞できたことをうれしく思います」。123票を集めて、2位の中日・ビシエドの68票に大差をつけた。
今季は打撃はもちろんのこと、守備でも柔らかいハンドリングで難しい打球を捕球したり、味方の送球をカバーしてきた。その成果は数字にも表れ、一塁手で100試合に出場し、失策はわずか2。守備率はリーグトップの9割9分8厘を記録した。原監督も「良かったね。価値があると思う」とたたえるなど、誰もが納得の受賞となった。
その卓越した守備には、仲間への感謝の思いも詰まっている。「自分の打点が増えていくのは、仲間が自分を犠牲にしてチャンスメイクをしてくれるからこそ。だから守備の面では、ショートバウンドであったり、ちょっとそれた球でも普通にカバーしてあげたいという気持ちでずっとファーストを守っています」。来季も豪快な打撃に加え、安心感のある一塁守備でもチームを支えていく。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2146278ca898360d0821cf01894ddb4631b11f49
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ