転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1655750017/
■野球が変わる?マイナーリーグで”自動審判”
豊島実季アナ「そして今日はその大リーグを変えるかもしれないものを取り上げます。ストライクとボールを判定する画期的なシステムが導入されたんです」
※MLBの試合映像が流され…
実況アナ「見逃し三振!ああ、大谷としては珍しく首を振っています」
豊島実季アナ「大谷選手が際どいストライクの判定に首を振って苦笑い」
青井実アナ「そうそう、今シーズン、これ何回か見るような気がしますよねえ」
豊島実季アナ「はい。ストライクの判定を巡っては不満が募り、激昂して退場になる監督や選手が後を絶ちません。人間が判定する以上、100%正確な判定は不可能です」
青井実アナ「まあまあ、そうですよねえ。とはいえ、大リーグ1打席1打席の成績次第で年俸が何億円も変わってくる世界ですから、皆さん必死ですよ」
豊島実季アナ「そうした中で大リーグの傘下マイナーリーグ3Aで導入されたのが『自動審判』です。ストライクとボールの判定だけを機械で行うシステムです。
この秘密、球場に設置された黒い物体、『レーダー』です。さらに、複数のカメラでボールの動きなどを正確に計測するシステム、『スタットキャスト』が判定を支えます。
全ての球場で導入されていて、ファンサービスとしてテレビ中継などで使われていた、このスタットキャストを利用した新たな試みが自動審判なんです」
青井実アナ「いや~、もうここまで来ましたか~」
豊島実季アナ「ストライクゾーンはホームベースの上が基準になりますが、高さは選手の身長によって変わるため、データを予め入力することで調整し、
ストライク、ボールを判定します。機械が出した判定結果はイヤホンで球審に瞬時に伝えられます。そして球審はストライクかどうかをコールするんです。
審判のあり方を大きく変える可能性のあるこのシステムについて、大リーグを長年取材しているジャーナリストは…」
AKI猪瀬さん「ストライク・ボールがしっかりと判定されているという意見の方が圧倒的に多数なので、『こういうものを今はやめようよ』っていう雰囲気はアメリカ国内にはない」
豊島実季アナ「自動審判による恩恵を受けるのは選手だけではありません。
近年は審判の正確性を評価する通信簿のようなサイトなどもあって、審判にも以前より厳しい目が向けられていたんです」
■球審の正確性を評価するツイッターより
・全体的な判定の正確さ=88%
・ボール球を正確に判定した割合=94%
・ストライク球を正確に判定した割合=77%
青井実アナ「なるほど。まあ機械が判定するようになって、審判へのこういった批判が無くなれば、それは良いことになりますよねえ」
豊島実季アナ「ただ、その一方で、自動化によって、スポーツの面白さが損なわれるのではないかという指摘もあるんです」
青井実アナ「分かりますよ」
豊島実季アナ「キャッチャーが捕球の際にミットを動かして際どいコースをストライクにする技、『フレーミング』。これ、人間の判定ならではだと言われています」
AKI猪瀬さん「人間の感情、こういうものが入ってくる余地が一切ないということになってきますので、その辺を見ている方がどう感じるかによることだと思います」
青井実アナ「皆さん、どう思いますかね? 人間がやってる審判もまたそれも魅力的だし。ちょっと課題はありそうですけどね」
豊島実季アナ「そうなんです。現在はマイナーリーグでの実験段階ですが、AKI猪瀬さんによれば、早ければ再来年にも大リーグで導入される可能性があるということです」
青井実アナ「ちょっと見守っていきましょう」
【了】
(>>2-5あたりに、似た内容の記事)
「自動審判」導入 大リーグ傘下 マイナーリーグ3Aで
2022年5月20日 17時51分
大リーグ傘下のマイナーリーグの3Aで今シーズン、コンピューターがストライクとボールを判定する「自動審判」が導入されました。
大リーグでは判定をめぐって選手や監督が退場となるケースが珍しくなく、将来、大リーグにも自動審判の運用が広がるか注目されています。
プロ野球の2軍に当たる大リーグの3Aのうち、「インターナショナルリーグ」は今シーズン当初から自動審判を導入していて、
もう1つの「パシフィックコーストリーグ」も、今週、一部の球場で自動審判を導入しました。
球場に設置した複数のカメラが撮影したデータをもとにコンピューターがストライクかボールかの判定を瞬時に行い、
その結果がイヤホンをつけた球審に音声で伝えられる仕組みで、球審が判定を聞きとってストライクとボールを宣告します。
一方、バッターがスイングしたかどうかや、ファウルチップなどは従来どおり球審や塁審が判定して宣告することになっています。
パドレス傘下の3A、エルパソ・チワワズに所属している秋山翔吾選手が先週、出場した試合でもテスト運用が行われ、
審判はこれまでと同じようにキャチャーが捕球してすぐにストライクやボールを宣告し、試合はスムーズに進行していました。
大リーグでは、球審のストライクやボールの判定に対して選手や監督が不満をあらわにして退場となるケースが珍しくなく、
先月24日にはフィリーズの強打者、シュワーバー選手が見逃し三振した際にバットをたたきつけて判定に不満を表し、退場になりました。
エンジェルスの大谷翔平選手も、今月16日のレンジャーズ戦で見逃し三振した際に右手を上げながら首を振って不満そうな表情を見せていました。
大谷選手は以前、バッターとしてボールゾーンに見えるボールをストライクと判定されることについて「気にすることはないというか、気にしちゃいけないところ。
枠の外をストライクにとられたら、僕のミスではない。いいところに投げたピッチャーや、球審の癖、そこを理解したキャッチャーの配球というところだと思う」と話していました。
大リーグでは「スタットキャスト」と呼ばれる映像解析のシステムがすべての球場で導入されていて、
中継映像でも瞬時にストライクゾーンを通過したかどうか表示されることもあり、以前から「自動審判」を導入すべきか議論されていて、
今回の3Aでの導入をきっかけに将来、大リーグにも運用が広がるか注目されています。
■球審の“通信簿”も登場
球審の判定がたびたび物議を醸す大リーグでは、試合ごとに球審の正確性を評価する「通信簿」のようなサイトも登場しています。
日本語で「審判のスコア」という名前のツイッターでは、スタットキャストのデータをもとに、その試合で球審がどれだけ正確な判定を行ったかを公表しています。
例えば、フィリーズのシュワーバー選手が退場となった先月24日のブルワーズ戦では、ストライク判定の正確性が77%となっていて、平均の88%を11%下回っています。
そして、実際にどのボールが映像のデータと比べて間違っていたのかを表示し、その判定が結果的にどちらのチームに有利に働いたのかも表示しています。
この試合の場合、ブルワーズが1対0でフィリーズに勝ちましたが、球審の判定がブルワーズに0.77点分、有利に働いたと分析しています。
大リーグでは、アウトやセーフを判定する、際どいプレーにはビデオ判定が導入されていますが、こうしたサイトの登場によって、球審の判断が「絶対」となっているストライク、ボールの判定にも今までにない厳しい目が注がれています。
一方で、去年、マイナーリーグの1Aで自動審判が導入された際には、明らかに低い球がストライクと判定されるケースもあり、ホームベースやバッターボックスが完全に平らでなければ判定に誤差が生じるという指摘もありました。
自動審判の判定をめぐっては大リーグの選手会が導入に難色を示していることもあり、今後も議論が続きそうです。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220520/k10013635111000.html
続きを読む
Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ