吉田輝星「甲子園はホーム。高校の時よりもいい球を投げられるよう頑張っていきたい」

　甲子園のヒーローが、先発のマウンドに帰ってくる。日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス（５０）は吉田輝星投手（２１）を５日の阪神戦（甲子園）で先発させることを決断。３０日、「スターでしょ？甲子園の。日曜日。決まりかな」と明かした。

　「甲子園は特別な球場というかホーム」と吉田は言う。１８年、夏の甲子園。主役だった。決勝で大阪桐蔭に敗れて準優勝に終わったが、１回戦から準々決勝まで大会タイ記録の４試合連続２桁奪三振を達成した“第２の故郷”でもある。

　今月中旬の札幌ドーム。試合前練習中にビッグボスは吉田に声をかけた。「甲子園先発」の伝達式。グータッチしたのち、吉田はガッツポーズ。その足で先発投手しか行わないバント練習も行った。

　吉田は２９日の巨人戦（札幌ド）で登板した。甲子園に向けてはベンチ入りせず先発として調整する。ただし、先発転向という意味合いはなく、武田投手コーチは「長い目で見て（先発復帰は）来年からでもいいわけですから。１年間、１軍を経験させることが大事」と強調した。

　新庄ビッグボスは「粋な計らい、好きじゃん。やっぱ盛り上げたいじゃないですか」と先発プランを自画自賛。吉田は「高校の時の甲子園よりもいい球を投げられるよう頑張っていきたい」。進化した直球を武器に、“故郷”の土を踏む。
https://news.yahoo.co.jp/articles/29de0d654c47da0a23ff537a7aec4fc96520f89e

ファンサええやん楽しみ