日本ハム5連勝!奇襲がズバズバ決まる背景は「新庄イズム」の浸透

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〝春の珍事〟というわけでもない。新庄剛志監督(50)率いる日本ハムがオープン戦5連勝と絶好調だ。6―1で制した9日のロッテとのオープン戦(鎌ケ谷)では売り出し中の万波が3戦連発となる3ランを放って目立ったが、2―1の5回にはスリーバントスクイズで追加点を奪うなど抜け目のない野球もできている。セオリー度外視の奇襲でもズバズバと決まる背景にあるのは「新庄イズム」への慣れだった。

 新庄ビッグボスの就任から、チームが確実に強くなっている。そう感じさせるシーンが、2―1の5回無死一、三塁で繰り広げられた。

 カウント1ボール2ストライクと追い込まれた打者の宮田がファウルで粘って迎えた5球目。相手先発の美馬が投じた外角高めの直球に、宮田はスリーバントスクイズを敢行。投前に転がった打球は美馬の野選を誘い、チームは貴重な追加点を奪った。

 セオリーを度外視した2ストライクからのスクイズ。失敗すれば重殺の危険もある奇策だが、宮田は試合後の取材に応じなかった新庄監督に代わり詳細を説明。スクイズは自身も生き残る「セーフティースクイズ」のサインだったことを明かした上で衝撃の場面をこう振り返った。

「サインが出た時? それはもう、2度見でしたよ(笑い)。びっくりしますよね。普通に言うと(2ストライクからのスクイズは)常識的じゃないので」

 ベンチのサインに結果で応えた本人すら目を白黒させた新庄流采配。5日の巨人戦でも8回一死二、三塁からルーキーの水野に初球エンドランのサインを出し、三塁線を襲う2点適時打を呼び込んだばかりだった。その余韻が残る中でのスリーバントスクイズ。もはや奇策そのものには誰も驚かなくなりつつある。

 一方で、目を見張るのは指揮官の〝勝負手〟が「失敗しない」ことだ。繰り出す策が着実にチームの勝利につながっている。その要因としては春季キャンプから新庄監督が〝種まき〟を続けてきたことが大きい。前出の宮田はこう話す。

「基本的にみんな『(打席や守備での指示は)何が出てもいいように』っていうふうに言われている。攻撃のサインに関しても、こっちがアッと驚くということは相手も驚く。でも今はこっち側が驚かなくなったから相手だけ驚く、という感じなので。そこがうまいことマッチし出しているんじゃないかと思います」

 ビッグボスが監督就任直後から野手の守備位置をシャッフルしたり、仰天采配を振るうことにより、選手間に〝イズム〟が浸透。その結果、どんな奇抜なサインが出ても冷静に対応できる能力が付き始めているというわけだ。

 非常識とも取れる新庄流が日常化したことで、いつの間にか選手が動揺どころか着実に仕事をこなせるようになりつつある。戦力的に恵まれているわけではないが、この調子なら日本ハムが今季のパ・リーグで台風の目になっても不思議ではない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/02203613f5a84d47a0be64bbca0ab167a372f454

3: 名無しさん 2022/03/10(木) 05:38:42.68 ID:B1tvAdur0
開幕戦からガチガチってことにはならないようにな


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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

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