DeNA三浦監督も嬉しい悲鳴「左は多いが、今年は特に結果を残してくれている」

　DeNAに“左腕王国”誕生だ。9日に本拠地・横浜スタジアムで行われた西武とのオープン戦に2-1で勝利。先発の石田健大投手は5回を投げ、初回の外崎のソロによる1失点に抑えた。2番手の浜口遥大投手も2回で4安打1四球を許しながら、牽制で一塁走者を誘い出してアウトにする場面もあり無失点。ともに開幕ローテ入りに前進した。

　三浦大輔監督は「左は多いですけれど、今年は特に結果を出している。だから、（開幕ローテの人選に）悩んでいるんです。うれしい悩みです」と話した。

　DeNAは、エースの左腕・今永昇太投手が左前腕の炎症で開幕に間に合わないが、それでも、石田と浜口の他にも、東克樹投手、坂本裕哉投手が開幕ローテ入りに向けて、練習試合・オープン戦で好投を続けている。右腕にも、2年連続チーム勝ち頭の大貫晋一投手、フェルナンド・ロメロ投手らがいるが、12球団を見渡してもこれほど先発左腕が充実しているチームは他に見当たらない。

　チームはオープン戦6勝1敗1分で、12球団首位の座をキープ。この日の試合前には、三浦監督が開幕4番に、牧秀悟内野手を指名した。昨季最下位からリベンジへ、態勢が整いつつある。

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