1: 風吹けば名無し 2022/01/18(火) 15:38:59.76 ID:R8UhCnIo0
「何が正解なのかも分からない」。試行錯誤しながらケガと向き合った日々
結果的に入江は4月21日の中日戦(横浜スタジアム)での登板後、登録抹消されてしまう。
チームは勝てない苦しい時期であり、入江もまた右肘に異常を感じていた。
張りが抜けない。プロとなりケガをしないことを目標の一つに掲げていたが、早くもそれは頓挫してしまう。入江は自戒を込めて言う。
「これまで大きなケガをしたことがなかったんです。だから自分はケガをしないんだと慢心していたのかもしれません。
張りが抜けないときも『違うだろう』『気のせいだろう』と思っていたぐらいですからね」
勉強など他にやることが多い学生時代とは異なりフルタイムで野球に打ち込める環境。
野球について学び考える時間は増えたが、知らず知らずのうちに疲労が蓄積し、体は悲鳴を上げていた。
その後、リハビリをしながら肘の調子を見る日々。またウェートレーニングや体の開きや骨盤の使い方などフォームの細かい修正を重ねた。
「コンディション不良になって、僕としては練習をしながら治したいという気持ちが強かったんです。
けれどなかなかうまくいかないことが多く、何が正解なのかも分からない。試行錯誤しながらケガに向き合う日々でした」
後半戦には間に合うのではないかと思われていたが、再び肘に違和感が出てしまう。負のスパイラルから抜け出せない。
ここである選択をすることになる。入江は8月中旬に右肘のクリーニング手術を受けることを決意した。この苦渋の決断は、言うまでもなく今季絶望を意味していた。
ドラ1で入団も結果の出なかった1年目。入江大生は何を思うのか
現実は、かくも厳しく辛辣(しんらつ)なものだった。しかし入江大生は、瞳の輝きを失うことなく言うのだ。
「挫折や失敗だとは思ってはいないんです」
力強い口調。入江から今シーズンに懸ける想いが伝わってきた――。
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Source: ベイスターズ速報@なんJ