日ハムドラ1達孝太が新人合同自主トレ初日からオレ流調整「胸郭と胸椎が屈曲しにくかった」

日本ハムは９日、千葉・鎌ケ谷市の２軍施設で新人合同自主トレーニングをスタートさせた。Ｄ１位・達孝太投手（１７）＝天理高＝は初日から〝オレ流調整〟を行い、大器の片鱗（へんりん）をのぞかせた。

「キャッチボールの前に、その日の状態に合わせたアップをするようにしています。今日は胸郭と胸椎が屈曲しにくかったので、そのエクササイズ、トレーニングを」

ウオーミングアップを終え、キャッチボールが始まる場面だった。達だけが全体の輪から離れ、ストレッチや軽いトレーニングを開始。「それをしないでキャッチボールをやると、とんでもないことになる」。高校２年時に始めたルーティンをプロでも継続した。

グラウンドで見守っていた新庄監督は「芯を持ってやっていた」とうなずいた。１９４センチの長身から１５０キロ近い速球を投げ下ろす本格派右腕。ブレない強さも兼ね備え、スターダムを駆け上がる。
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