現役時代にミランのバンディエラとして活躍したコスタクルタ氏は、自身と同じようにミランの下部組織出身でクラブのレジェンドとなる可能性がありながら、PSGへ移籍したドンナルンマに言及。元ミランGKがクラブとの契約更新へ応じず、ゼロ円移籍を選択したことに不快感を示した。
「彼がミランを去ったこと自体にコメントをするつもりはない。人それぞれ好きなようにすればよい。ただ、クラブに対する経済的な見返りが事実上不可能となるようなやり方は不快だった。ジージョは感謝の気持ちを示すことをしなかった」
「彼がしたように移籍金ゼロでチームを去れば、ミランは数百万ユーロ(数億円)を手に入れる機会を失ってしまう。その資金を新GKの獲得へ投資することもできたはずだろう。私からしたら、そういった行為は恩知らずに見える。だがこのような振る舞いをした選手は他にもいる。(リオネル)メッシもそう。何百万ユーロという大金を稼いできて、バルセロナのために無償でプレーすることだってできたはずだ。だからこのような振る舞いをしたのは、ジージョだけではない」
かつてアリゴ・サッキ氏やファビオ・カペッロ氏、さらには元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏など数々の名だたる名将の指導を受けてきたコスタクルタ氏。最も影響を受けた指揮官を問われると、カペッロ氏を挙げた。
「全員が大切な指揮官だったが私にとって重要だったのはカペッロであると言える。当時の私は若く、17歳の時に父を失った。そんな難しい時期に私をそばで支え、選手として、また人間として育ててくれたんだ。私の成長において重要な時期だった。ふさわしいメンタリティを得ることができなければ、のちに苦労していただろう」
GOAL 10/19(火) 18:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/212d36328c819eeb7b95c2f7a4b0c124a24ae006
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報