【AERA】ヤクルト田口麗斗がファンから愛されるムードメーカーに、「巨人を出て良かった」の声

転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1634011244/

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1: ひかり ★ 2021/10/12(火) 13:00:44.22 ID:CAP_USER9
 思い描いた活躍はしていないかもしれない。だが、球界関係者が「トレード移籍して良かった」と口をそろえる投手がいる。ヤクルトの田口麗斗だ。

「ヤクルトはアットホームな球団なのですが、おとなしい選手が多い。田口みたいなタイプのムードメーカーがいなかったので、ロッカーの空気が明るくなかった感じがします。最初は巨人で実績のある選手だし、『どんな感じの人なんだろう』と他の選手も様子を見ていた感じでしたが、すぐに溶け込んでいた。性格なんでしょうね。先輩の懐に入るのがうまく、後輩からも話しかけられやすい。移籍1年目の今季は先発で結果がなかなか出ず、シーズン終盤に救援に回りましたが役割を全うしている。リーグ優勝に不可欠な存在です」(スポーツ紙記者)

 かつては、巨人の「左腕エース」と期待された男だった。プロ3年目の2016年に10勝10敗、防御率2.72と頭角を現すと、翌17年に13勝4敗、防御率3.01と大きく勝ち越し。18年は2勝に終わったが、19年に救援に配置転換さて55試合登板で14ホールドとリーグ優勝に貢献した。昨年は故障の影響もあり、5勝7敗1セーブ2ホールド、防御率4.63。廣岡大志との電撃トレードが両球団から発表されたのは2月の春季キャンプを終え、開幕を控えた3月1日だった。

「廣岡の潜在能力を高く評価していたのと同時に、田口はヤクルトに移籍した方が活躍の機会が増えるという巨人サイドの親心があった。左腕を見ると先発陣に高橋優貴、今村信貴がいて、救援陣は中川皓太、高梨雄平、大江竜聖がいる。かつて、エースとして期待された田口は1軍のポジションが確約されていないのが現実でした」

 両球団の交換トレードは、1976年12月のヤクルト・浅野啓司と巨人・倉田誠以来44年ぶり。ヤクルトにとって、田口は喉から手が出るほど欲しい存在だった。19、20年と2年連続最下位に沈み、昨季はリーグワーストのチーム防御率4.61。先発陣が深刻なこま不足で悩む中、田口はローテーションの中心として期待された。

 だが、好投していても勝負所で痛打を浴びるなどなかなか白星が伸びない。先発での成績は17試合登板で4勝8敗、防御率4.11。奥川恭伸、高橋奎二ら若手の台頭もあり、ファーム暮らしも経験して9月上旬から救援に配置転換される。左腕が不足している中でチャンスを与えられ、輝きを取り戻した。救援での成績は10試合登板で1勝0敗3ホールド、防御率2.35。今月8日の天王山・阪神3連戦では3連投していずれも無失点に抑えた。10日は同点の6回1死一、二塁のピンチで糸井嘉男、島田海吏をスライダーで空振り三振に仕留めて雄叫び。お立ち台でリリーフ陣の雰囲気を聞かれると、「僕のおかげで、いい雰囲気を保っています!」とスタンドの爆笑を誘い、「僕がブルペンに入った時にいつもチョリーッス!と挨拶しながら入っているんで、それでちょっとみんな笑顔になってくれてます」と笑みを浮かべた。

 本拠地・神宮球場で勝利後に、田口が一塁スタンド前で観客を盛り上げるパフォーマンスが恒例行事になった。SNS、ネット上では「田口はヤクルトに溶け込もうとする姿勢が凄く見える。来てくれて本当に感謝している」、「巨人ファンだけど、田口は巨人を出て良かったんじゃないかな。ヤクルトの水が合うのか伸び伸びやっている。巨人だとあんなパフォーマンスもできないしね。廣岡も今後が楽しみな選手だし、こういうトレードはもっと活発にやった方がいい」などのコメントが。

「田口は長年先発ローテーションで活躍している同じ左腕の石川雅規という良きお手本がいます。抜群の制球力もそうですが、練習への取り組み方など野球に向き合う姿勢で勉強できる点がたくさんある。まだ26歳と若いし全盛期はこれから。来年以降は左のエースになってほしいですね」(テレビ関係者)

 シーズンは残り14試合。リーグ優勝に向け、田口は左腕を振り続ける。(牧忠則)

https://news.yahoo.co.jp/articles/eca2313b3fdd89c7959a3d7f2f96a7774d5249ff?page=2

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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ

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