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この日の午前8時30分にファームのスタッフミーティングで引退決断を報告した。その後、同9時からのファームの全体ミーティングでチームメートらにも同様の報告をしたという。午後に取材に応じた。
-引退を決めた率直な気持ちは。
「本当にいろんな思いがあるんですけど、一番はファイターズというチームで11年間、最高の仲間と一緒にプレーできたことを幸せに思います」
-引退はいつごろから考えていた。
「僕の中ではずっと思っていたんですけど、最終的には今日、吉村GM、チームメートにお伝えして」
-栗山監督とも話をした。
「監督には、今までありがとうございましたと。(監督からは)僕の心にとどめておきたいんですけど、お疲れ様と言われました」
-引退を決断するまでに周囲に相談はした。
「いろんな人に相談しましたし、頼れる人はファイターズにたくさんいたので、悩みとか愚痴とかも聞いてもらったんですけど。最終的な決断というのは自分でしました」
-引退を決めた一番の理由は。
「一番は体のことですかね。今に始まったことじゃないんですけど。去年肘のケガをしたときに、今年1年結果が出なかったらという思いでやってきたので、それが一番ですね」
-体がついてこなかった。
「そうですね。今に始まったことではないんですけど。それが大きいかなと」
-今後については。
「とにかくここまで自分の体と向き合いながら結果を残すことを意識してやってきたので、今すぐ何かというのは考えていないんですけど、やっぱりファイターズだったり、自分が今まで育ててくれた環境に恩返しがしたいです」
-斎藤投手にとって野球とは。
「小学校1年から始めて今に至るまで、野球のおかげでつながった人たちがたくさんいますし、そのおかげでこうやって今幸せな気持ちでこの場に立っているので、そうした人との関係を作り上げてくれた僕の大事なスポーツです」
-ケガはどこが大きかった。
「細かいところを上げればきりがないんですけど、どこがというのはないんですけど、肘も肩も股関節も腰も全部ですね。今どこか1個治るならと言われても難しいと思います」
-葛藤はあった。
「葛藤はもちろんありました。でも、やっぱり決めたからにはファイターズを応援するということしか考えていないです」
-ファイターズでの思い出は。
「それは正式な記者会見までに考えておきます」
-今の気持ちは。
「今あまり実感がわいていないというか、自分が決めたことなので何とも言えないんですけど。でも、決めた以上は、前だけを見て進んで行こうかなと思います」
-ここ数年は苦しい時期を過ごしたが、引退を決めてホッとしているか。
「まだホッとはしていないですね」
デイリー
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1fa9ee040ce38665e969c4a939498dae860b740
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ