転載元: https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1631567975/
https://news.yahoo.co.jp/articles/7838865361374917ec9fbba612f4100e7688daf1
巨人の原辰徳監督(63)が13日、菅野智之投手(31)への直接指導の真意を明かした。エースは12日の広島戦(マツダ)に4年ぶりに中4日で先発し、7回1失点の熱投でチームの連敗を6で止めた。その3日前の9日の練習(横浜)。菅野の投球練習の右打席に立ち、通算382本塁打の打者目線で「怖さがない」などと助言した思いを「Gを読む」でひも解く。また、広島から帰京したこの日、指揮官はサカマルオカの主軸に“大爆発指令”を出した。
広島からの帰京前、原監督は菅野について熱く語った。その主な話題は9日のDeNA戦の試合前練習で行った熱血指導について。投球練習の右打席に立ち、5分間以上、身ぶり手ぶり助言した真意を明かした。
「バッターとしてね、どうやって(菅野の球が)見えてるかなと思って。すごい自分で『え~?』ってところがあったから。そこだけをちょっと。何か(感触は)良かったみたいだよ」
現役時代、長く巨人の4番を務めて通算382本塁打を放った大打者の目にはどう映ったのか。打席で感じたことを伝えたという。
「俺は右打者だから。右投手というのはやっぱりどこかに怖さを与えなきゃ。その怖さがないわけよ。やっぱりこう、腕が(トップの位置に行くのが)早いのよ。(しっかりテイクバックを取って)こうだろう、と。投げ急いでいる。だからスピードが出てもね」
わずかな差だが、トップを作るのが早いと左肩の開きが早くなり、打者からすれば球の出所が見やすく、タイミングを合わせやすくなるという。原監督は車のMT車に例えて説明した。
「やっぱりギアっていうのは何個かあった方がいいわけだよな。ギアが1個か2個しかない(ようでは苦しい)。1、2、3ともう1つギアが増えると。いろんな間とか、打者がパッとこう(タイミングを外されて投手方向に体を)出されたり、球持ちがいいとかっていう表現になってくる」
字で表すならば「イチ、ニッ、サン」で投げるのではなく「イチ、ニーの、サン」というイメージだろうか。テイクバック時に1、2、3の「2」の間をいかにつくって打者方向に体重移動していくか。そのための腕の使い方を原監督は菅野に助言したというのだ。
「桑田(真澄投手チーフコーチ補佐)にも言ったら『そうですね、すごく大事なことなので』と。(左肩が早く開かないようにして球が打者から見えにくいように)隠すという意味もあるでしょ。全然違う」
12日の試合後には「球持ちが非常に良かった。本来の智之に戻りつつある」と評した。逆転優勝へ、後半戦のキーマンに菅野を指名している原監督。その思いが直接指導に込められていた。(片岡 優帆)
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ