今季アメリカン・リーグのシーズンMVP獲得へ向けてひた走る二刀流スターは、現地月31日(日本時間9月1日)に本拠地エンジェルスタジアムでのヤンキース戦に2番・指名打者でスタメン出場すると、5回に申告敬遠で出塁し、味方の安打で3塁まで進み、ダブルスチールから本盗を成功させた。
これについてアメリカの『ヤフースポーツ』は、同日付で掲載した記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニはホームランでMLBをリードし、防御率でエンジェルスの先発投手をリードしていることから、忘れがちになってしまうが、どういうわけか、彼はこのゲームで最も速い選手の1人でもあるのだ」とした。
その上で、「そう、既に近代MLBで前代未聞のスキルの数々を見せつけてきた6フィート4インチ(193センチ)で、210パウンド(95キロ)のオオタニは、とても速く、どれくらい速いかというと、火曜の試合でエンジェルスがダブルスチールに際し、彼にホームスチールをさせるくらい速いのである」と伝えた。
記事では、本盗の場面を振り返りつつ、大谷の走力についての詳細を伝えた上で、「オオタニについては全てが不公平なので、これらは何れも驚きにはあたらない」としている。
一方、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者も、同日付で「ショウが本塁を盗む」と題した記事を投稿しており、その冒頭で、「これまで見る限り、野球のフィールドでショウヘイ・オオタニにできないことは皆無のようだが、火曜のヤンキース戦で、彼はこれまで一度もしたことのないことをした」とした上で、大谷の本盗について伝えた。
大谷が本塁に生還した際、打席に入っていたのがジャレッド・ウォルシュだったことから、記事では「打席にいて最前列でプレーを見た一塁手のジャレッド・ウォルシュは、オオタニが盗塁を成功させたことが信じられなかった」とウォルシュにスポットライトを当てた。
そして、「見ると、ショウがホームへスライディングしていた。僕は、“ワオ。こいつは凄いな”という感じだった。あれはクールだったね。またしても、ショヘイが何か物凄いことをやってのけた夜になった。毎日ショウを見ているのは、特別な楽しみだね」という本人のコメントを掲載した。
今季MLB最多の42本塁打としている大谷は、この試合で上記の本盗を含め、2つの盗塁を成功させおり、22盗塁まで伸ばしたのだが、記事によると、「アメリカン・リーグ史上、同一シーズンに42本塁打22盗塁以上を記録したのは、オオタニが4人目」とのこと。
これで、ホセ・カンセコ(1988、91、98)、アレックス・ロドリゲス(98、2007)、そしてケン・グリフィーJr.(99)の仲間入りを果たした。また、エンジェルスでの本盗成功は、2018年8月7日のフランシスコ・アルシア以来となった。
https://news.jsports.co.jp/baseball/article/20190310221308/
【 #エンゼルス 】ダブルスチール炸裂! #大谷翔平 が本塁を陥れました😳
メジャーのキャリアで初となるホームスチールでした⚡#日本人選手情報https://t.co/Oqpyp1kNds pic.twitter.com/vz1HcwwD2C— MLB Japan (@MLBJapan) September 1, 2021
なろうの主人公でもここまでやれば叩かれるなw
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ