大谷翔平、ルース命日に40号ならず　好投手コール打てずエンゼルス惜敗

（ヤンキース２－１エンゼルス、１６日、ニューヨーク）米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手（２７）は「１番・ＤＨ」で先発出場し、４打数無安打、２三振で打率は・２６９。連続試合安打は「６」でストップした。大谷はメジャー単独トップの３９号を維持しており、本塁打数２位のゲレロ（ブルージェイズ）とは４本差のまま。エンゼルスは惜敗し、借金２となった。

「二刀流」の元祖、ベーブ・ルースの命日に４０号は出なかった。大谷は１００マイル（約１６１キロ）の速球が武器のメジャー屈指右腕コールに完敗した。一回の第１打席は９９・１マイル（約１５９キロ）の外角高めの剛球に合わず、空振り三振に倒れた。三回１死の第２打席は追い込まれてから低めのスライダーを打たされて右飛。六回、先頭の第３打席は９８マイル（約１５８キロ）の内角高めの速球を強振。角度は良かったがひと伸び足りず、２打席連続右飛だった。

八回２死の第４打席は代わったばかりの元中日、左腕ロドリゲスと対戦。外角速球にバットが出ず見逃し三振に倒れ、悔しそうな表情を浮かべた。