稲葉監督「試合前やしパンツ丸出しにしたろ！」(ｶﾞﾊﾞｯ

結束の総仕上げは“パンツ丸出し”だった。栄光の金メダル獲得から一夜明け、稲葉監督が決勝戦の舞台裏を明かした。

　ファイナル３時間前、横浜スタジアムのロッカールーム。最終決戦に挑むスタメンを読み上げた指揮官は、おもむろにズボンを下ろした。「チラ見せ？　いや、けっこうガバっとね（笑い）」。３日の誕生日に１９年プレミア１２代表の田口（ヤクルト）から決勝用に贈られた「勝負の赤パンツ」。スパッツの上からはいた“勝負下着”を惜しげもなく？披露したという。
　「まさか監督があそこでズボンを脱ぐとは思ってなかったでしょうね（笑い）。『田口の分まで』と言いたかったし、迷ったけど、最後なのでやってしまえ、って。反応？　失笑してた（笑い）」

　後にも先にも、大一番前にパンツを見せつけた代表監督はいないだろう。決勝にかける情熱、リラックスさせようという心遣い、落選したメンバーの思い…“一撃”で全てが侍２４人に伝わり、結束はピークに達した。

https://hochi.news/articles/20210808-OHT1T51266.html