侍ジャパン伊藤大海「ここで抑えたらおいしいかな」

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 流れを呼んだ。勢いも付けた。韓国に傾く流れを止めた23歳の若き「ラストサムライ」伊藤は、涼しい顔で言ってのけた。

 「ここで抑えたらおいしいかな、と。思い切って初球から自分らしくいけた」。2―2の7回から3番手で登板。千賀とともに最後に追加招集されたルーキーは、先発経験しかないシーズンと違う役割でも動じなかった。

 直球が走り、宝刀・スライダーが切れた。2死後、四球で歩かせても2番・姜白虎を外角直球で見逃し三振。8回2死から5番・金賢洙に左翼線二塁打されたが、代打・崔周煥をスライダーで二ゴロに仕留めた。2回無失点。山田の決勝二塁打は直後の攻撃だった。

 伊藤は韓国ベンチの揺さぶりにも強心臓ぶりを発揮。7回2死、2球目を投じたところで、ロジンを付けすぎていると審判へ抗議があった。体質的に手汗が多く、5月の西武戦でも栗山から同様のクレームを受けていたが、気にしなかった。五輪の大舞台でも、自分の投球に徹し「打者もガンガン、テープを付けているので。僕が何も付けないで死球だったらどうする、くらいの気持ちで。フェアでしょ」と言い切った。

 かつて心を揺さぶられたのが09年WBC。憧れのダルビッシュが抑えとして決勝の韓国戦で最後の打者を空振り三振に仕留めてガッツポーズした。国を背負って戦う姿に「プロだから格好良くやらなければいけないとは思わない。歯を食いしばってやる姿も一つの魅力。そういう立場の人間として、一生懸命である姿を伝えられるような人間でありたい」と力を込める。

 同じ韓国を相手に魂の投球。五輪1勝を手にした伊藤は、決勝へ向けて「投げたくて、うずうずしています」と言った。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/08/05/kiji/20210805s00001004096000c.html

173: 名無しさん 2021/08/04(水) 23:04:49.76 ID:4V5nLCwr0
伊藤はさすがドラ1って感じやったな
風格さえ感じたわ


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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

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