巨人・菅野が五輪辞退　代役は日本ハム・伊藤が有力

　東京五輪野球日本代表へ選出が内定していた巨人・菅野智之投手（３１）が、コンディション不良により代表を辞退することが３日、決まった。この日、侍ジャパン強化委員会に辞退の意向を伝え、受け入れられた。代表内定者の辞退は巨人・中川、広島・会沢に続き３人目となった。

　今季の菅野は足や右肘の違和感で離脱を繰り返し、再起を懸けた１日の広島戦（東京ド）も２回１／３を４失点でＫＯ。翌２日に今季４度目の出場選手登録抹消となっていた。

　菅野は「一人の野球人として、オリンピックのマウンドで投げることは大きな憧れであり目標のひとつでした。本当に残念でなりません」とコメントし、五輪出場を断念した無念さをにじませた。

　代役は、先発投手では新人ながら１２試合で６勝４敗、防御率２・６５を挙げている日本ハムのドラフト１位・伊藤大海投手（２３）＝苫小牧駒大＝が有力。楽天・田中将と並ぶ先発の柱を失った侍が、早急に投手陣の再構築を進めて行く。
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ええやん