【定期】DeNA三浦監督、石上の活躍に目を細める

　ＤｅＮＡのドラフト４位・石上泰輝内野手（２２）＝東洋大＝が「８番・三塁」でスタメン出場。２点を追う７回１死二塁で、日米通算２５０セーブを昨季に達成したオリックスの守護神・平野佳寿投手（３９）が投じた直球を右翼席に運び、オープン戦での１２球団ルーキー第１号となった。

　「ストレートを狙っていました。チャンスだったので流れを切らないように、どうにかしてランナーを返そうという思いで打席に立ちました」

　５回１死には右前打を放って、すかさず二盗。この日の２安打で、計４試合に出場したオープン戦の打率は６割３分６厘（１１打数７安打）のハイアベレージとなり、徳島から駆けつけた両親に成長した姿を見せた。２月の宜野湾キャンプでは午後６時半近くまで室内練習場に残って、マシンで打ち込み。大学時代から筋トレでつくり上げた強靱（きょうじん）な体で練習に取り組んだ成果を出した。