巨人オドーアに阪神007警戒 「あれは吉田正尚」「30本ある」

　宿敵の“００７”は、ある日本人メジャーリーガーの打棒を重ねた。身長１８０センチと助っ人としては大柄ではない体格から繰り出される鋭い打球。阪神・飯田スコアラーは「スイングが速くて重心がブレない。ホームラン３０本を打つ可能性も十分ある。パッと見た時は吉田（正尚）みたいかなって感じはあった」と警戒した。

　一方で、巧打者としての一端も見せた。「ルーチンとして打撃練習の最初は逆方向に打ち返す」と最初の２０スイング中、１３球は中堅から左翼方向へ。ライナー性の当たりを次々と芝生に弾ませた。中日・岩田スコアラーは「三振が多いと聞いていたけど、だいぶ印象が違いましたね。しっかり広角に打ち分けていたし、率も残せそうに見えました」。ＮＰＢに順応したスプレー（広角）ヒッターとしての可能性を示した。

https://hochi.news/articles/20240219-OHT1T51210.html