「今もそうだけど、ジャイアンツはピッチャーが本当によかった。エガワ(江川卓)はたしかにすばらしいピッチャーだった。あとはミズノ(水野雄仁)もよかったね。でも、一番はあの背の高い、若い……そう、マキハラ(槙原寛己)だ。ストレートにスライダーという典型的なアメリカンスタイルのピッチングで、彼こそ間違いなくメジャーレベルだったよ。エガワよりもすごかったね。
カープのピッチャーもよかったね。キタベップ(北別府学)はとにかく打つのが難しかった。ほかにもサウスポーのふたり……カワグチ(川口和久)とオオノ(大野豊)も速かったね。でもね、オオノは得意だったんだ。現役生活で一番印象に残っているのが広島戦で放ったサヨナラホームランなんだけど、その時のピッチャーがオオノじゃなかったかな。カワグチは最後までボールが見えなかったけど、オオノは投げる時に腕を下ろすだろ。だからボールが見やすかったんだ」
一方、打者では「巨人打線はすごかった」と、篠塚利夫(現・和典)のミート力、原辰徳のパワーを挙げたが、これにはポンセ流のリップサービスが含まれていた。じつは今回の来日の際、真っ先に彼の口から出てきたのは、別のふたりだった。
「ジャイアンツのヨシムラ(吉村禎章)は、当時はまだ若かったけど、彼は間違いなくメジャーでもスターになれたよ。それにライオンズの一塁手、キヨハラ(清原和博)ね。リーグが違ったから少ししか見る機会がなかったけど、広角に打ててパワーがあった。彼もメジャー級の打者だったね」
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吉村はケガして終わったからなぁ
ポンセが江川と対戦したのは86年と87年で江川はその87年で引退したからね
晩年の衰えた江川と全盛期の槇原だったらそりゃ槇原のが上だろうがよ
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ