「駄目だったら、終わり…決断するのが怖かった」プロ5年目で決死のフォーム改造、DeNA知野直人24歳が「必要とされる幸せ」を感じるまで

bandicam 2023-12-21 09-03-25-883
174: 名無しさん23/12/18(月) 11:09:31 ID:kl.vm.L20
(*^◯^*)知野ちゃん!

「本当に実りある1年だったというか、プロになって初めて“知野直人”という選手の存在意義を見せられたのかなって」

 充足感のある声の響き。そう言うと知野は、照れたように笑った。
本人が今季感じた手応え
 24歳の内野のユーティリティープレイヤー。今季は代打と代走が主な仕事だったが、自分としてはどのような部分で、アピールできたと考えているのか。
「数少ないチャンスでしたが、やっぱりまずは走塁の部分ですね」
 地味ではあるが重要なスキル。知野は走塁に関し、プロになって初めて味わった感覚があったという。それは9月29日の阪神戦(横浜スタジアム)、4対3で迎えた8回裏、無死から四球で出塁した藤田一也に代わり塁に立った時のことだ。勝てばクライマックスシリーズ進出が決まる一戦。知野の頭の中にあったのは「自分の仕事は、ホームに還ること」、ただそれだけだった。状況を俯瞰し、神経を研ぎ澄ませた。
 次の林琢真の打席、投手のブルワーは4球目をワンバウンドさせてしまいワイルドピッチ。知野はすかさず二塁へと進塁した。さらに7球目のスライダーが林の止めたバットに当たって一塁ゴロとなったが、知野は躊躇(ちゅうちょ)せずに三塁を陥れた。隙のない走塁だった。
179: 名無しさん23/12/18(月) 11:12:40 ID:R1.z7.L20

 チームプレーに徹し、勝利に貢献する喜び。これまでは、どちらかといえばベクトルは自分の方だけに向いていた。結果を出さなければ生き残れないから当然だ。しかし、この世界で生きていくための方法論は他にもある。それを気づかせてくれたのが藤田一也(現・ファーム育成野手コーチ)だった。
 夏場のこと、俊足の神里和毅が怪我をして離脱し、足を武器として使えそうな一軍の選手は知野をはじめ数名しかいなかった。このタイミングで自分は何をすればいいのか、アドバイスを藤田に求めると次のように言われた。
「おまえがレギュラーを獲りたい気持ちはすごくわかるし、獲れる素質はあるよ。けど今は役割をちゃんと全うした方が自分のためだ」
 欲は心の内に宿し、まずはやるべきことをやる。
「(藤田)一也さんに言われてそうだなって。そこから切り替えることができたんです」
藤田の存在大きいなあ


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Source: ベイスターズ速報@なんJ

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