【現代ビジネス】イチローと大谷翔平、どっちが《優れている打者》かデータで判明!…そして日本人野手が「MLBで活躍できない」理由とは

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1: 名無しさん 2023/12/04(月) 07:39:27.81 ID:rxJ2q85L9

昨今、メジャーリーグではもちろんのこと、日本のプロ野球界でも、データを統計学的に分析し、戦術や戦略を考えるという「セイバーメトリクス」という手法が広まってきている。では実際、数字からどんなことが見えてくるのか、どんなことを知ることができるのか。

 野球データの分析・提供・運用を行う株式会社DELTA社のアナリストで、9月25日に発売された『プロ野球・MLBが10倍楽しくなる!  よくわかるセイバーメトリクス』(玄光社)の著者である大南淳さん、宮下博志さんに話を伺った。

大谷選手の“何が”優れているのか

――野球談義をしていると、A選手とB選手のどちらが優れているかというテーマで白熱することがありますが、それぞれの選手の能力について正しく見極めようと思っても、ついつい贔屓目や、勘のようなもので評価をしてしまいがちです。数字やデータは、大きな判断基準になりますね。

 大南さん そうですね。たとえば、今年も二刀流で大活躍した大谷翔平選手(エンゼルス)とイチロー選手(元マリナーズほか)、どちらが優れているかというお話をします。

 ――野球ファンからしてみれば、絶対に答えが出ない究極の問題です。

 宮下さん まず前提として、野球は「自分のチームの得点が相手の得点を上回れば勝つスポーツ」なので、得点が何よりも重要です。バッターであれば「得点を増やす」、ピッチャーであれば「失点を減らす」。これが大事なことなんです。

 そう考えると、イチロー選手は1番打者、大谷選手はホームランバッターと、一見役割が違うように感じますが、目指している最終目標は同じで、“得点をどれだけ増やすか”。野球はサッカーとは違って、「この選手とこの選手の組み合わせによって得点が増えやすくなる」というケースはなかなかありません。

 厳密には異なりますが、基本的に個々の打者の足し算で得点が増えていくものなので、タイプだとか役割は関係なく、得点への貢献度がポイントになります。ですから、セイバーメトリクス的には、どちらが優れているかは“得点への貢献度”で考えることになります。

 ――では、貢献度というところで見ると、今年の大谷選手の成績はイチロー選手と比べてどうでしょうか? 
 大南さん イチロー選手のベストは、262安打を放った2004年。これはMLBのセイバーメトリクスの打撃指標としてもベストになりますが、大谷選手はこのときのイチロー選手よりも、得点への貢献度という点においては「かなり優れている」と言えます。

 宮下さん 具体的に言うと、メジャーリーグの平均的なバッターに比べて、2004年のイチロー選手は1.31倍の得点をつくっていたと評価できます。これが、今年の大谷選手の場合は1.8倍。数字で見ると大きな差がついています。

 実は大谷選手はメジャーリーグ初年度の時点で1.49倍なので、得点貢献度では初年度の時点でイチロー選手を上回っています。

12/4(月) 7:03 現代ビジネス 全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/65e76346828beb9514dbe951cab3e135f7127385?page=1


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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

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