日本ハム山本晃大進化の理由 2軍調整中の宮西からタイミング学び「これや!」

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 プロ1年目の今季は、前半戦で壁にぶつかった。大量失点を喫する試合も多く、6月までに25回⅔を投げ、防御率8・77と苦しんだ。ところが、後半戦は一気に成長を遂げた。6月後半から11試合連続無失点を記録し、7月以降は31回⅔を投げ、防御率3・13。「後半戦は打ち取り方のコツが分かってきた」と自信をつかんだ。

 飛躍の理由は、大きく二つある。一つは、関学大の先輩・宮西のブルペンを観察し、ヒントを得たこと。「一回、宮西さんのピッチングを、ブルペンの後ろで見させてもらったことがあるんです。その時に、やっぱり足を上げてから横を向いている時間、ためが長いなと思った。ボールの出どころが本当に見づらくて、真っすぐがスライダーか全く分からなかった。そこをすごく意識して、足を上げてから投げるまでのタイミングを今までよりもう一個長くしてから、めっちゃ打ち取れるようになったんです。明らかにファウルが増えて、これや! って」。打者のタイミングを外す〝間〟を学び、結果につながった。

 憧れの鉄腕からは、練習への向き合い方も一から教わった。「一緒にランニングしていても、『おまえ、それ出し切ってないやろ』『終われるわけないやろ』って、やり直しさせられました。『野球で飯を食っているんやから、覚悟をもって走れ』って。実際に、宮西さんに『1本、全力で走ってみろ』って言われて走ると、今までより走れる。ということは、それだけまだ出し切れていないということ。あの人が言うことには重みがある。ありがたいです」と大きな感謝の気持ちを抱いている。
https://www.doshinsports.com/article_detail/id=12657

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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

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