最終学年で頭角を現し、ドラフト候補に名乗りを上げた函館大有斗高の川下。186センチのサウスポーで直球の回転数がプロ並みの2450回転という好素材に、NPBスカウトが熱い視線を注いできた。
入学当時の体重は55キロ。球速は120キロに届かなかったが、22年春から同校の指揮を執る片口伸之監督(43)と出会い、野球人生が変わった。「理屈で教えてくれる方法が合っていた」。技術だけでなく、食生活も厳しく指導された。抜くことがあった朝食を必ず食べ、1日の食事回数は3から7回に増加。オフだけだった筋トレをシーズン中も取り入れ、約2年半で体重は17キロ増の72キロ、それに伴って球速も142キロに到達し、6球団から調査書が届いた。
夢をかなえたいのは、女手一つで育ててくれた母・美智子さん(50)に恩返しをしたい気持ちがあるからだ。午前7時~午後9時ごろまで働くこともあったが、昼食の弁当のほかに間食のおにぎりなどを毎日作ってくれた。プロ志望届の提出に当初は否定的だったが、最終的には挑戦を後押ししてくれ「プロで活躍して母を楽にしたい。車が欲しいと言っていたので、プレゼントしたいですね」。同校からは93年5位・沢田剛氏(ダイエー)以来、4人目のドラフト指名を待ちわびている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9310d4644ed1ee2e0586c83da6d5dda68d99b53
高身長左腕なのは魅力だけど高校生とはいえ確実にどっか取るには球がまだ遅くない?
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ