元中日・荒木雅博さんが日本ハムの秋季キャンプ臨時コーチに　新庄監督が直々に要請

　日本ハムの新庄剛志監督（51）が、11月1日から本拠地・エスコンフィールドで行う秋季キャンプに、元中日の荒木雅博さん（46）を臨時コーチとして招聘（しょうへい）する。今季、両リーグワーストの94失策を記録したチームは不慣れな新球場で内野の守りが乱れた。そこで、現役時代にゴールデン・グラブ賞を6度受賞した名手のエキスを注入し、守備を立て直す。

　寒さが厳しくなる北海道をキャンプ地とすること自体が新庄監督の守備強化への強い決意の表れだ。「今季は特にエスコンフィールドで、大事な場面でのエラーが多かった。キャンプではとことん守備をやらせる」。練習の大半を守備に割き、難しい天然芝のグラウンドに対応する力を養っていくという方針を来季続投決定後に示していた。

　そこで、切り札として目を付けたのが荒木さんだ。新庄監督とは所属チームこそ違うものの、現役時代は重なっており、ずばぬけた守備力に当時から注目していた。「荒木さんは守備のスペシャリスト。その道を究めた人だからね」と球団関係者。荒木さんが内野守備走塁コーチを務めていた中日を退団したため、新庄監督が直々に臨時コーチを頼んだようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed014bd11f9c3d7c9e83512eeeb30ea67ed622a8

新庄が直々に要請したらしい