谷内「若手に経験積ませたいから最後はDHか代打で」新庄「うーん、ちょっと違うな」

　日本ハムの新庄剛志監督が、現役ラストゲームを終えた谷内亮太内野手の人間性に、「さすがだなって」と感服した。自身の引退試合での起用法に関しても、チームファーストの考え方を持っていたという。

　引退試合に臨むにあたり、谷内は当初、新庄監督に「ＤＨ（指名打者）か代打で終わりたい」と希望を伝えていたという。「なぜ？」と問う指揮官に、谷内は「僕が守るより、若い選手に守らせて今後の成長につなげてほしい」と答えた。

　新庄監督は感心しつつも、「ちょっと違う」と熟慮。守備職人として内野の全ポジションを全うした谷内に粋な起用法を用意した。三塁でスタメン起用し、１イニングごとに一塁、二塁、遊撃と移し、最後にホーム側応援席と近い右翼を守らせ、ファンに別れを告げさせた。

　谷内は２回の打席では先制打も放った。新庄監督は「きょうは１―０で勝って、谷内君のお別れのゲームにしたかった」。谷内をヒーローにできなかったことを残念がった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2bf6889345cf9d3992fa7bd8eba7a50a6d98e8a

これはええやん