デストラーデ氏「中日はノーサンキュー」西武入団の経緯を明かす

１９９０年代の西武黄金時代に３年連続本塁打王など大活躍したオレステス・デストラーデ氏（６１）が２７日、西武対楽天戦（ベルーナドーム）で始球式などに登場した。

１９９５年に退団してから２８年経つが、球場外のトークショーでは８割は日本語でトーク。１９８９年６月に西武に入団した経緯を
「パイレーツにいた８７、８８年に中日が興味をみせていた。中日ノーサンキュー。パシフィックリーグだけ」と指名打者での起用で成功したと明かした。

８９年は近鉄の０・５ゲーム差の３位でリーグ４連覇を逃したが、「８９年にもっと早く入っていれば、（８６年から一時退団する９２年まで）７連覇していた」と豪語。
日本での思い出を聞かれ、９０年に巨人・槙原、９１年に広島・佐々岡、９２年にヤクルト・岡林から日本シリーズ第１戦の第１打席で３年連続本塁打を打ったことを挙げ、
「（９０年は）ユーショー。ワタシはＭＶＰです。アリガトウゴザイマス。スイートメモリーです」と振り返った。

日本で対戦してすごかった選手を「野茂（英雄）さん、ケッコーです。野茂さんホントにスゴイ。村田兆治、（打つのが）ムズカシイでしょ。
フェバリットバッターは松永（浩美）、スイッチヒッターで私とセイム」と名前を挙がると、詰めかけたファンからどよめきが起こった。

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