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第5回WBCで日本を頂点に導いた栗山監督は5月末をもって任期満了で退任。それでもNPBは水面下で続投を模索してきたが、大会後の栗山監督は「次は若い世代に…」と強い意向があり、結果的に翻意することはなかった。
そこでNPBは、すぐさま後任の監督人事に着手。「若返り」「複数球団でプレー」「侍ジャパンで国際大会を経験」などを監督条件として、40~50人ほどのリストを作成した。前ロッテ監督の井口資仁さん、西武や中日、大リーグで活躍した松坂大輔さん、ロッテ・吉井理人監督…。ズラリと並んだ候補者で最終的に白羽の矢を立てたのが井端さんだった。
指導者としても、17年の第1回アジアプロ野球チャンピオンシップ、19年の第2回プレミア12、21年の東京五輪で侍ジャパンのコーチを務め、いずれも優勝に貢献。また、昨年と今年は2年連続でU―12日本代表の監督となり、今年は前年の7位から4位に躍進する好成績を残した。
卓越した野球理論と指導力は評価が高い。年代の垣根を越え、今年は大学日本代表と高校日本代表の臨時コーチにも呼ばれ、大学代表は日米大学野球選手権で優勝、高校代表はU―18W杯で初優勝を飾った。
NPBと井端さんは24年11月の第3回プレミア12までの任期を基本線に交渉するとみられる。受諾すれば、今年11月に東京ドームで開催される第2回アジアプロ野球チャンピオンシップが初陣となる。
「侍ジャパン」新監督に井端弘和さん!2024年11月プレミア12までの任期を基本線に就任要請へ
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ