【中日】最下位なのに応援番組・サンドラは絶好調「落合元監督のインタビューはさすが」の声

　中日の応援番組「サンデードラゴンズ（以下サンドラ）」（CBC、日曜午後0時54分）が絶好調だ。ドラゴンズは借金「28」で最下位ロード爆走中にも関わらず、高視聴率を連発している。

　サンドラは、落合博満元監督（69）の単独インタビューを放送した8月20日に平均世帯視聴率5・7％（平均個人視聴率2・7％、以下カッコ内は平均個人視聴率）を記録。8月27日には5・1％（2・8％）、9月3日は5・2％（2・7％）と、日曜昼の時間帯で3週連続5％台をキープした。同番組の世帯視聴率は通常3～4％台だけに「3週連続で世帯視聴率が5％を超えたのは、ここ最近なかったことです」とCBC関係者の間からも驚きの声が上がっている。

　1983年10月2日に放送が開始された「サンドラ」は、中日ドラゴンズ応援番組では最も古い歴史を持ち、今年で40周年を迎える。故星野仙一元監督が同番組のスーパーバイザーを務めたこともあり、中日とは密接な関係を築いてきた。またMCを務める若狭敬一アナウンサーが、ドラフト会議の成功や中日Vを願って滝行を行うなど〝ドラゴンズ愛〟を爆発させる様子は毎年ファンの間でも大きな話題を呼んでいる。

　中日応援番組や中日戦中継の視聴率はチーム成績と連動する傾向が強いが、低迷するドラゴンズとは対照的に絶好調。在名他局の関係者からは「落合元監督の独占インタビューを放送したのはさすが。企画がすごい」「中日の選手と視聴者の距離を縮めるような番組作りをしている」という声が上がっている。
（視聴率はビデオリサーチ調べ　名古屋地区）

https://news.yahoo.co.jp/articles/09d1679397003e984ccbb6c4aa74101bba5ca0bd