昨年7月、12球団のオーナー会議で巨人が「ハヤテグループ」の2軍戦新規参入を提案。突然の拡張案に他球団は驚き、反発も出ました。ただ、野球人気低下に危機感を持ち、裾野を広げたいのは12球団の共通認識。サッカーJリーグのように、各地にクラブがあるのが理想です。提案を機に話し合い、12球団の1、2軍が本拠地としていない都道府県、いわゆる「空白地」に新たに2軍チームをつくるという考えでまとまりました。より多くの申請を促すため公募を実施。ルートインBCリーグ信濃グランセローズを運営する長野県民球団は、運営費に見合う収益を見込めない―と申請しませんでした。
1軍の新規参入には25億円の預かり保証金を含む30億円の加盟料が必要です。ただ、今回は2軍戦に限るため、参加料として加入手数料と参加預かり金を含めて数千万円程度。新潟はBCリーグを脱退予定で、栃木は残りながら2軍に参加するチームを新たに発足させる予定です。ハヤテ223は自前で選手をそろえる必要があり、元プロ選手や、プロ志望届を提出したものの今秋のドラフト会議で指名されなかった高校、大学生などを集めていきます。
現状、2軍はイースタン・リーグが7球団、ウエスタンが5球団。年間100以上がめどの試合を組むには球団数が偶数の方がスムーズで、当初は両リーグに1球団ずつ増やすことを目安としました。しかし、申請した3団体はいずれも本拠地がイースタン管轄下の地域。そのため球団数やイースタン、ウエスタンの割り振りなどの構想を白紙に戻し、審査を進めてきました。https://news.yahoo.co.jp/articles/03de18b4d7ebcb100fb3a756a685e14d3d6bdf06
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ