イースタンリーグ、来季からハヤテ223の加入濃厚で8球団制に

静岡市に本拠地を置く計画のハヤテ２２３（フジサン）が来季からプロ野球の２軍戦に新規参入する可能性が高いことが１日、明らかになった。来季からの参入にはルートインＢＣリーグ栃木を運営しているエイジェック、ＢＣリーグ新潟とともに日本野球機構（ＮＰＢ）に申請。ＮＰＢは４日の実行委員会で１２球団の意思を確認し、２９日の１２球団オーナー会議で内定を出すために最終調整に入っているもようだ。

ハヤテ２２３の親会社で、東京都内で金融事業などを営むハヤテグループ（東京）は２月に静岡市内で市民と意見交換会を実施。同グループの中核企業「ハヤテインベストメント」の杉原行洋代表は「静岡にとって唯一無二の存在となる独自性のあるチームにしたい」と話し、地元出身の選手を積極的に獲得したい意向も示していた。

ハヤテ２２３が加入すれば来季のイースタン・リーグは８球団（ウエスタンは５球団）。また、ＮＰＢは２５年から２軍戦のみに参加する新規球団の公募への申請がなかったと発表した。８月３１日が締め切りだった。