日本ハム新庄采配ピタリ　代打郡司が決勝打　ポンセが3連勝で3勝目

　日本ハムが終盤の集中打で勝ち越し。このカード１勝１敗とした。

　同点で迎えた七回、ロッテ２番手横山に対し、先頭のマルティネスが中前打で出塁。２死後、王柏融の右前打で一、三塁とした場面で新庄監督は代打郡司を起用。郡司は初球１５１キロの直球をたたき勝ち越し右前打とした。さらに一、三塁から松本剛の右前適時打で突き放した。

　日本ハムは四回、４番万波の左前適時打で先制。ロッテも四回安田の右前適時打で同点とし、膠着した試合展開が続いていた。

　先発・ポンセは６回６安打１失点の好投で今季３勝目を挙げた。昨年８月２７日のソフトバンク戦（札幌ドーム）でノーヒットノーランを達成してから約１年。得意の夏場に、これで３連勝とした。

　ポンセは「全体的に調子は良かったです。古川のリードにも助けられました。ロッテは強いチームなので自分のできるベストなピッチングを心がけていました。良い結果が出て良かったです」とコメントした。
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