転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1693105976/
女性が指摘する大会は「神奈川新聞社旗争奪 横浜市少年野球大会」。40回以上開催されている歴史があり、横浜市少年野球連盟学童部が主催している。
取材班が同大会規定を調べてみると、「『給水係り』の条件 選手保護者(女性)2名以内」と、確かに文言があった。他の県内の連盟や、都内でも女性限定がほとんどだった。
声を寄せてくれた保護者の女性は地域の野球チームを見学した際、給水などの当番は「母親がやるべきだ」という慣例に違和感があったという。「急な仕事で、夫に代わってもらう場合もあります」と説明しても「お父さんは練習に加わってもらうので、当番はお母さんが行ってください」と言われ、受け入れてもらえなかった。
「性別役割を強調する風潮を変えていかないと、少年野球界全体も変わらないと思う。大会規定も何らかの策を講じてもらいたい」と、女性は訴える。
同連盟学童部に取材を申し込むと「まずは何試合か見てほしい」と連絡があり、保土ケ谷区内の球場で開かれている大会に向かった。
横浜市保土ケ谷区内の球場では35度の炎天下、白球を追いかける元気な子どもたちの姿や、冷えたタオルや飲み水をベンチ内で子どもたちに手渡してサポートする母親らの姿があった。
同市少年野球連盟学童部によると、大会ではベンチに入れるのは代表1人、監督1人、コーチ2人以内などと人数が限られている。女性に限定した「給水係」を置かなければ、ベンチに入るのはコーチばかりとなり、競技に集中し過ぎて本来の熱中症対策の役割が果たせないことが多々あったという。
少年野球ではコーチや指導者に男性が多いため、ベンチに入れる人数の一部を女性に限定することで、性別のバランスを取るのも理由の一つだという。
大会関係者の男性は「指導者が給水係としてベンチに入っても、野球の試合に集中してしまい、子どもたちの体調管理に目が行き届かなくなってしまう」と説明。別の関係者の男性も「お父さんよりお母さんの方が子どもたちに目配りできるので、うちの大会では女性に限定しています」と話していた。
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ