大谷「みんないっぱい、いっぱいの中でプレーしている。休める試合はもうない。できるなら全部出たい」

壊れるよ…

　いつもだったら、だましだましでも投げていたかもしれない。ただ、この試合はプレーオフ争いのライバルでもあるマリナーズとの4連戦初戦。本人は「もう1、2イニング様子を見ながらいけたかもしれないが、うちにとって大事な試合。0―0で1点を争うゲームで、投げる選択の方が迷惑がかかる」と緊急降板を決断した。

　ここ1週間で3度のけいれん。脇腹付近、両ふくらはぎ、そして、今回は右手中指。本人はその理由について「一番は疲労」と本音を漏らした。大谷の口から「疲労」という言葉が出ることはなかなかない。それほど体力的にしんどい状況なのだろう。

　それでも、休養はしないという強い覚悟を語った。「みんないっぱい、いっぱいの中でプレーしている。休める試合はもうない。できるなら、1試合1試合全部出たい」。

　「このチームでプレーオフに行きたい」という思い。緊急降板後に、盗塁で一時逆転の流れを作り、8回にはマークされる中で節目の40号。勝利への強い執念を見せた。しかし、チームは守護神が満塁弾を浴びて痛恨の逆転負け。「終わったことは気にしても仕方がない」。悔しさを心に閉じ込め、前を向いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b2cc2088390f009b44992d3842898f334fbebbd

休養が何だ実害はないぞ