今季のDeNAの外国人選手といえば、サイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアーに注目が集まるが、チームのことをよく見ている人間ほど、ウェンデルケンのチームへの貢献度に頭が下がる。ここまで31試合に登板し、防御率1.48(7月14日現在、以下同)という好成績。ビハインドだろうが同点だろうがリード場面であろうが颯爽とマウンドに現れ、眼光を炯々とさせて仕事をこなす。
平均球速150kmのフォーシームを軸に、ゾーン内で勝負できるチェンジアップ、そして空振りを奪えるナックルカーブで緩急を上手く使い、相手をねじ伏せていく。前半戦、首位争いをしてきたDeNAだが、もしウェンデルケンがフル稼働していなかったら厳しい状況になっていたかもしれない、と思えるほどのタフネス右腕だ。
今季ここまでの自己評価を尋ねると、ウェンデルケンは次のように語った。
「シーズンをすごく楽しめているよ。齋藤(隆)コーチからも言われていることなんだけど、日本でプレーする上で一番考えているのは、ゾーン内に投げる確率を上げること。シンプルなテーマだけどチーム全体として取り組んでいることだし、初球でストライクを取ることで、有利なカウントを確実に作りやすくなる。強い打球を打たれたくないためにフォアボールを出してしまうこともあるんだけど、それでもやはりゾーン内で勝負することを意識しているし、日本に来てそこが一番ブラッシュアップされた部分だと思うよ」
ウェンデルケンのインタビュー来たで
バウアーのインパクトがエグくて霞がちだけどやっぱりええ選手やね
続きを読む
Source: ベイスターズ速報@なんJ