「もっと熱く」阪神の応援法巡り口論、酔って知人の顔殴った疑い　甲子園球場で45歳男を逮捕

プロ野球阪神タイガースの試合を観戦中、応援方法を巡って口論となった知人の男性（５２）を殴ってけがを負わせたとして、兵庫県警甲子園署は２８日、傷害の疑いで、大阪府東大阪市に住む配達業の男（４５）を現行犯逮捕した。酒に酔った状態だったといい「殴ったことは覚えていない」と容疑を否認している。
　逮捕容疑は同日午後６時５０分ごろ、同県西宮市甲子園町の甲子園球場で、阪神対中日戦の試合を酒を飲みながら観戦中、知人でアルバイトの男性の顔面を素手で殴打した疑い。男性は唇を切るなど軽傷を負った。

同署によると、２人は共にタイガースファンで一緒に内野席で観戦していたという。男が大きな声を上げて応援し始めたため、知人男性が注意。すると「もっと熱く応援したい」「もっと静かに観戦したい」などと意見が分かれてトラブルになったとみられる。
　警備員が球場内の警備本部に通報し、詰めていた同署員が現場に駆け付けて逮捕した。

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