大谷翔平「月間37K」「月間2桁本塁打」同時達成は1900年以降初の快挙

　エンゼルスの大谷翔平選手（28）は「2番・投手兼DH」で2本塁打を放つなど3打数3安打、2打点。今季28本塁打は両リーグ最多で、『リアル二刀流』でのマルチ本塁打はメジャー自身初だった。今月の13発は、21年6月の自身に並ぶ月間の球団最多記録。

　投げては10奪三振（K）など6回3分の1を4安打1失点で、ブルージェイズの菊池雄星に並ぶメジャー日本選手で最多の7勝目（3敗）を挙げた。

　すさまじい二刀流ぶりに、続々とメジャー史が掘り起こされている。サラ・ラングス野球アナリストなどによれば、今月の37奪三振は、同じ月に2桁アーチを放った選手による1900年以降の近代メジャー最多記録。2位も2021年6月の大谷（33K）で、これに続く3位タイは、1921年6月のベーブ・ルースと58年8月のロッキー・コラビトの2人で、記録は何と1Kのみだという。

　また、「月間2試合以上に先発登板し、同じ月に13本塁打」は、メジャー史上2度目の最多タイ記録。もう一度も2021年6月の大谷で、これに続く3位タイも、今年5月と昨年8月の大谷（8本）だ。

　「先発登板した試合で2桁奪三振＆マルチ本塁打」は、近代メジャー史上6人目。直近は19年4月2日のザック・グリンキーが達成。

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