鈴木唯が倒されるがノーファウル
日本はオランダと0-0の引き分け。
2024年のパリ五輪を目ざすU-22日本代表は現地6月14日、国際親善試合でU-22オランダ代表と対戦し、0-0で引き分けた。
立ち上がりは、テンポ良くパスをつなぐオランダに対し、日本は組織的かつ強度の高い守備で対抗して、機を見て攻撃に出る。8分には藤田譲瑠チマの横パスから加藤聖が思い切りの良いミドルを放つが、シュートは枠を捉えられず。
12分にオランダのタフサンが至近距離から放った強烈なシュートは、鈴木彩艶が抜群の反射神経で弾く。ピンチを凌ぐと、16分、セットプレーから三戸舜介に好機が訪れるが、右足で合わせたシュートはクロスバーの上に。
21分、ゴール前で粘った水戸の落としに走り込んだ佐藤恵允のシュートは、惜しくもポストの横にそれる。
徐々にボールを握る時間を増やしながら、相手ゴールに迫っていく日本。30分には内野貴史のクロスに藤尾翔太が反応してヘッドで狙う。
39分には鈴木彩のロングキックを受けた藤尾が狙いすましたシュートも、相手GKの好守に阻まれる。日本は隙のない守備を見せる一方で、チャンスをモノにできず、スコアレスで試合を折り返す。
迎えた後半、46分にブロビーの侵入を許すも、鈴木彩が果敢に前に出て事なきを得る。53分には敵陣エリア内で鈴木唯人が倒され、PKかと思われたが、判定はノーファウル。
一進一退の攻防が続くなか、日本は安定したビルドアップでボールを前に運び、緩急をつけたコンビネーションで攻撃の糸口を探っていく。72分にはバイタルエリアでパスを受けた鈴木唯が渾身のショットも、コースがやや甘く、ネットを揺らせない。
83分にはブロビーの決定機にひやりとさせられるが、シュートは枠を外れる。その2分後、松村優太が鈴木唯のお膳立てからビッグチャンスを得るが決め切れない。
結局、最後までスコアボードは動かず。日本は多くの好機を作るが、フィニッシュであと一歩及ばなかった。
4日前のU-22イングランド代表戦は、山本理仁と松村優太のゴールで2-0の勝利。欧州の強豪国と対峙した今回の海外遠征は、2戦して1勝1分の戦績となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/597e0029118c1342c2a95119db18b11844e70509&preview=auto
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報