日ハム2連敗　先発の上原が4回4失点KO　打線も11安打で3得点と再三のチャンス生かせず

　日本ハムがＤｅＮＡに敗れ、２連敗。カード初戦を落とし、これで交流戦は６勝７敗と黒星先行となった。

　８番に入れた投手・上原が、２度の得点圏で打席が回る不運。いずれも凡退と生かせなかった。

　二回だ。松本剛、上川畑、野村の３連打で無死満塁を作ったが、上原が併殺に倒れた。絶好機を逸すると、直後の守備だ。宮崎、ソトを抑えて簡単に２死を取った上原だが、大和、戸柱らに５連打を許し２点の先制を許した。

　さらに四回には２死一、二塁で再び上原の打順。見逃し三振に倒れ、直後に２点を失った。上原は４回９安打４失点で３敗目（１勝）。ＤｅＮＡの先発・今永から、毎回のように得点圏に走者を置くなど、好機をつくりながらの敗戦となった。

　この日から、左腹斜筋損で離脱していた清宮が１軍に昇格。この日はベンチスタートとなったが、新庄監督は「まあ、明日は（先発で）いきますけどね」と、１４日のＤｅＮＡ戦でスタメン起用を明言している。１６年ぶりのＶを狙う交流戦。若き主砲が反撃のキーマンになる。
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