セ・リーグは阪神が“独走”か 食い下がるのはDeNAと巨人? 今後の展開はどうなる

bandicam 2023-05-25 07-55-09-669
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/

1: それでも動く名無し 2023/05/25(木) 03:59:47.48 ID:aZ7wd8dFM

 まもなく開幕から2カ月が経過する今年のペナントレース。セ・リーグでは前評判の高かった阪神が5月に7連勝を記録するなど、頭一つリードした印象だ。

 先発投手では昨年まで中心だった青柳晃洋、西勇輝の2人が不調だが、現役ドラフトで加入した大竹耕太郎と3年目の村上頌樹がその穴を見事に埋めている。リリーフも抑えの湯浅京己が故障で離脱しても岩崎優が代役を果たし、加治屋蓮、石井大智、及川雅貴など中継ぎ陣の躍進も目立つ。投手陣の層の厚さはセ・リーグでナンバーワンと言えるだろう。

 一方の野手もリードオフマンの近本光司、中野拓夢の2人が揃って高い出塁率を誇り、下位打線が作ったチャンスをしっかり生かす役割も果たしている。主砲の大山悠輔、新外国人のノイジーも開幕から安定した打撃を見せており、不振だった佐藤輝明が復調してきたことも大きなプラス要因だ。長年の懸案事項だった内野の守備も中野をセカンドに回して木浪聖也をショートに定着させたことで安定してきた。正捕手の梅野隆太郎が攻守ともに精彩を欠いているのは気がかりだが、2番手捕手の坂本誠志郎が存在感を示しており、大きな弱点とはなっていない。早い段階から優勝を意識する報道が出ると失速するというジンクスはあるものの、現状を見ればやはり優勝の可能性が最も高いチームと言えるだろう。

 気になるのはその阪神を追いかける球団だが、対抗馬として筆頭に挙がるのはDeNAになりそうだ。最大の強みは12球団でナンバーワンのチーム打率を誇る打線だ。牧秀悟、宮崎敏郎、佐野恵太の中軸が揃って安定した成績を残しているのに加え、関根大気が急成長してきたことが非常に大きい。出塁率が高く、足も使える関根が打線にいるのといないのでは相手バッテリーに与える嫌らしさは大きく異なっており、この調子を維持できれば他球団の脅威となることは間違いないだろう。また、この打線に現在は調子を落としているソトと怪我から復帰したオースティンが加わればさらに得点力がアップすることも期待できそうだ。
 そんな中で阪神を追うために重要になるのが投手陣だ。現在はリーグ防御率5位と阪神とは大きな差となっている。左右の柱である今永昇太と大貫晋一が出遅れ、期待の大きかったバウアーも打ち込まれているのが大きな誤算で、抑えの山崎康晃も安定感を欠いている。ただその中でも東克樹と平良拳太郎が復活し、リリーフも新外国人のウェンデルケンが戦力となっているのはプラス材料だ。彼らが踏ん張っている間に、本来の主力がいかに早く調子を取り戻すかというところが重要になるだろう。

 阪神、DeNA以外の4球団は大きく水をあけられている感は否めないが、ここへ来て不気味な存在になりそうなのが巨人だ。開幕当初は昨年からの課題である投手陣が大きく崩れ、打線もなかなかかみ合わない印象だったが、それでも5月16日からは5連勝するなどじわじわと順位を上げてきている。先発投手では横川凱、山崎伊織が結果を残し、育成ドラフト1位ルーキーの松井颯も初先発でいきなり快投を見せるなど若手の台頭が見られてきたのが大きい。

 中継ぎ陣もトレードで獲得した鈴木康平、故障から復帰した中川皓太、DeNAを戦力外になって育成契約から這い上がってきた三上朋也などが加わり、徐々にブルペンの厚みも増してきた印象だ。ここにエースの菅野智之が戻ってくれば、ある程度戦える戦力になるだろう。打線も開幕当初は不振だった坂本勇人と丸佳浩の中軸2人が徐々に復調。若手では秋広優人が見事な活躍を見せており、外国人選手もウォーカーが調子を上げてきている。ここに怪我で離脱中の中田翔が戻ってくればさらに得点力アップも期待できるだろう。

 広島、ヤクルト、中日の3球団は故障者の復帰など大きな上積みが見込めない分、上位3チームに比べると厳しい印象は否めないが、交流戦で大きく順位が変動することもよくあるため、まだまだ諦めるには早い時期である。残り約100試合、最後まで熾烈なペナント争いとなることを期待したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/54af83ac98030a020f5ff99806a91fb18c31f60d


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Source: ベイスターズ速報@なんJ

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