日ハム、延長11回サヨナラ負けでまたも単独5位浮上ならず　4カード連続負け越し

　日本ハムが楽天にサヨナラ負けを喫した。これで４カード連続の負け越しで、またも５位浮上はならなかった。延長十一回、回またぎ登板となった玉井がつかまった。

　初戦は最大６点のリードを奪いながら、痛恨のサヨナラ負けを喫した。２２日は追い上げられながら、なんとかリードを守り抜いた。第３戦は初回、松本剛がプロ３本目の先頭打者弾で先制したが、二回、先発の上原が３点を失う展開。それでも四回、江越の右犠飛で１点差に迫ると、七回にはアルカンタラの左前適時打で追いついた。

　終盤はしのいで勝ち越し機を待ったが、延長十一回。回またぎの登板となった玉井が、先頭の鈴木に右前打を浴びると、岡島に送りバントを決められて１死二塁。山崎を申告敬遠で歩かせると、辰巳に右中間を破られた。

　２２日の試合前には、抑えの石川が左内転筋付着部肉離れで、清宮が左腹斜筋損傷で出場登録を抹消された。野手では浅間、加藤豪、石井、清宮、投手ではポンセ、金村、石川と投打の主力が次々と故障離脱していく窮状。一丸野球で浮上のきっかけを探していくしかない。
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