転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1681763522/
快投の要因はいくつかある。12日に生で村上の投球を見守ったというセ・リーグ球団の関係者は「これまでとはっきり違っていたのが直球」と指摘した。当日は最速148キロ。175センチ、80キロと決して大柄ではなく、球速的にも突出しているわけではないが、村上の直球は「ホップ成分」で段違いの数値を叩き出していたという。
NPB球団の多くが導入しているデータ解析システム「ホークアイ」を使用して情報収集を行った前出関係者によると、一軍投手で平均値が40センチ後半~50センチ前後を示し、投球軌道の縦の変化量を示すホップ成分の項目で村上の直球は最大60センチを計測した。「平均でも55センチ以上。オープン戦から各球団の投手を見た中で60センチは今年初めて見た数字」(同)と直球の〝浮き上がり度〟は今季の球界トップクラス。ちなみに昨年の平均値は村上が50センチ、同年代の虎投では西純が48センチ、才木が54センチで、村上はこの項目の進化が著しいという。
さらに「打ちにくさ」という点でも、そもそもあった右腕の特性が威力を増大させた。前出関係者は「もともと直球はカット気味で、打者目線で言えばキレイな順回転のフォーシームではなく、斜め軌道で来るジャイロ回転。直球には少なからずシュート成分が含まれるけど、彼はもともとその成分が少ない。打席での打者目線では、より浮き上がって見えていたと思う。実際には重力があるのであり得ないことだけど、感覚的に言えば、レーザービームの軌道にバットを出す感じ。タイミングが限りなく取りづらい」とし「正直、あれは打てない。直球じゃなくて魔球」と証言した。
村上の次回登板は22日の中日戦(バンテリン)となる見込み。前回7回で〝強制終了〟となった完全投球がどこまで続くかとともに、無双の源にもなった〝魔球〟にもより注目が集まりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/114a0d459370181046419c77e5df10d663e0c6a2
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ