「ちょっとウルッ」楠本泰史の”不振脱出”代打弾に同学年の東も感激

　開幕から１４打席無安打だったＤｅＮＡの楠本泰史外野手（２７）が、１点リードの７回１死一、三塁の場面で先発・東克樹投手（２７）の代打で登場。２ボールから甘く入った１４６キロ直球を右中間席へたたき込んだ。

　開幕１５打席目の初安打がチームの勝利を決定付ける代打３ラン。楠本は「腹をくくって真っすぐ一本でいった。何とか入ってくれと思いながら（一塁に）走りました。球場の声援は鳥肌が立ちました」と喜んだ。

　先発で好投の東、好走塁で先制のホームを踏んだ関根は同じ１９９５年生まれ。開幕から不振が続いていただけに、ロッカーが隣の東も「楠本が今シーズン苦しんでいた中での一発だったので、僕自身もすごいうれしかった。苦しんでいるのが見ていて分かっていたので感動した。何て言うんですかね。涙腺というか、ちょっとウルッとしました」と感激の面持ちだった。