先月30日にチームの新本拠地「エスコンフィールド北海道」での開幕投手を務めた左腕は、毎試合小気味いいテンポで相手を翻ろうする技巧派投手として有名。昨季シーズンを通して与えた四球も登板22試合（計147回2/3）でわずか「11」。制球力も抜群で新庄剛志監督（51）からも絶大な信頼を誇る。
そんな球界屈指の好投手が開幕早々にFA権を取得したのだから、チーム周辺は早くも去就に戦々恐々。球団関係者は「昨季の近藤（ソフトバンクに移籍）より年俸がかなり低い（推定1億3500万円）ので移籍するのでは…」と心配顔で「もちろん（日本ハムも）残留要請をするでしょうが、他球団とのマネーゲームになれば勝ち目はない。彼の実力から考えれば現時点でも年俸2億円以上もらっても不思議ではないですから」と早くも白旗を掲げている。
となれば、気になるのは移籍先だが、どの球団が獲得に動くのか。すでに水面下ではほぼ全球団が調査を進めているようだが、やはり有利なのは巨人、楽天、ソフトバンクだろう。この3球団は先発左腕がノドから手が出るほど欲しいうえに資金力もある。間違いなく日本ハム以上の条件を提示できる。
「中でも巨人は加藤が千葉県出身ということもあり、在京をウリに食指を伸ばす可能性が高い。千葉に本拠地を持つロッテも同様でしょうが、資金面で他球団に劣るため、獲得は加藤貴と親交のある吉井監督の手腕次第でしょうね」（前出関係者）
日本ハムは昨オフ、チームの主軸打者だった近藤がソフトバンクに移籍。チームのもう一人のエース・上沢も今オフにポスティングでの米メジャー移籍を視野に入れている。2人が流出となればチームは大幅な戦力ダウンに見舞われることとなるが…。そんなチームの不安をよそに果たして加藤貴はどんな決断を下すのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e171899c35df888592a9b8e30ec4bfc309cefa
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Source: ファイターズ王国＠日ハムまとめブログ